音楽とかソフトとか

OREMO ver.2.0-b090822を公開しました→こちら
なお、何回かアップロードに失敗したので、'09/8/23 9時以前にダウンロードされた方がいらっしゃいましたら再ダウンロードをお願いします。

主な変更点は以下のとおりです。

  • (修正, setParam) 一覧表の値に挿入・削除したときカーソルが末尾に飛ぶバグを修正。ただし現状でも一部うまくいかないときがあります(同じ文字が連続しているときにBackspaceを押した場合。Deleteを押した場合のカーソル位置にいきます)。
  • (修正, setParam) 一覧表タイトルのファイル名表示が更新されない場合があったので修正。

  • (変更, setParam) 全パラメータをマイクロ秒精度にした。
  • (追加, setParam) 右ブランクの負の値に対応。
  • (追加, setParam) オプションメニューで右ブランクの正負を切り替えられるようにした。
  • (追加, setParam) オプションメニューで左ブランク変更時の他パラメータのふるまいを切り替えられるようにした。
  • (変更, OREMO) リストスクロールで2つ先の音が見えるようにした。
  • (追加) 初期化ファイル(setParam-init.tclなど)を生成できるようにした。

以下詳細です。

<右ブランクの負の値に対応>

連続音のoto.iniでは、右ブランク値を負にすることで左ブランク位置からの相対位置を表すようになっていますが、これまでのsetParamでは非対応だったため、右ブランク位置を正しく表示していませんでした。

本バージョンから一覧表の右ブランク欄に負の値を入力した場合に対応しています。

また、波形窓でF5を押した場合(マウス位置に右ブランクを持ってくる場合)、値を正にするか負にするかをオプションメニューで切り替えられるようにしています。

「オプション」→「右ブランク値の表現方法」を選ぶと、次のいずれかを選択できます。
  • 「ファイル末尾からの時間(正の値で表現。UTAU v0.2.43以前用)」
  • 「左ブランクからの時間(負の値で表現。UTAU v0.2.45beta版以降用)」

その際に、例えば既に正の値で右ブランクをいくつか設定済みの状況で、負の値に切り替えた場合は以下の窓が出ます。
setParamで右ブランク値を負に切り替えた場合

  • 「左ブランクからの時間に変換する」を選ぶと、現在の右ブランクの位置を左ブランクからの相対位置で再計算します。そのため一覧表上の数値は変わりますが、位置は変わりません。
  • 「符号を-にする」を選ぶと、現在の一覧表上の数値に-を付けます。そのため位置が変わることになります。
  • 「変更しない」を選んだ場合は、既存の右ブランク値については何もしません。


負から正に切り替えた場合も同様の窓が出ます。

<左ブランク値変更時のふるまい>

これまでのsetParamでは、左ブランク値を変更した場合、先行発声などの他のパラメータの位置が変わらないように数値を再計算していました。つまり各パラメータの位置は変わりませんが数値は変わります。

連続音のoto.iniをいじる場合は、逆に数値を変えずに位置を変えたいことがよくあります(左ブランク値のみを変更したい)ので、その切り替えができるようにしました。

「オプション」→「左ブランク値のふるまい」を選ぶと次のいずれかを選択できます。
  • 「左ブランクの数値を変更したとき、他の数値は変えない(位置がずれる)」
  • 「左ブランクの数値を変更したとき、連動して他の数値も変える(位置がずれない)」

後者がこれまでのsetParamの動作です。前者を選ぶと、左ブランク値を変更しても他のパラメータの数値は変わらず位置を再計算するようになります。UTAU本体の原音設定エディタと似たふるまいをします。

ただし、ややこしいですが、右ブランク値が正の場合(ファイル末尾からの時間で右ブランクを表現している場合)は、左ブランク値を変更しても右ブランク値および位置は変わりません。左ブランクの変更に連動して右ブランク位置を再計算させたい場合は右ブランク値を負の値に設定して下さい。


ごちゃごちゃとややこしく書いてしまいましたが、要するに連続音のoto.iniをいじる場合は以下の設定にするのがおすすめです。
  • 「オプション」→「右ブランク値の表現方法」→「左ブランクからの時間(負の値で表現。UTAU v0.2.45beta版以降用)」を指定。
  • 「オプション」→「左ブランク値のふるまい」→「左ブランクの数値を変更したとき、他の数値は変えない(位置がずれる)」を指定。

さらにこういった設定を起動する度に行うのは面倒なので以下の機能を追加しました。

<初期化ファイル(oremo-init.tcl、setParam-init.tcl)の生成>

「ファイル」→「現在の設定を初期化ファイルに保存」を選ぶと、現在の設定を初期化ファイルにまるごと保存することができます。次回起動時には現在の設定状況が反映されます。

<リストスクロールで2つ先の音が見えるようにした>

自動録音時に、次に発声する音を事前に読めるよう、スクロールのふるまいを変更しました。横幅が短くて読めない、という場合はリストボックス上でctrl+ホイールスクロールして横幅を十分広げて下さい。

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最近文がややこしくなってきていると思う今日この頃です。前よりも推敲せずに書いてる気がします。分かりづらかったら申し訳ないです。
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コメント


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こんばんは。

ちょうど英語音源向けプラグインで負の右ブランク値への変換機能が必要だったところなので、非常に助かりました。精力的な開発ありがとうございます。

テスト用の音源に適用してみたところ、元々の右ブランク値が0になっている場合は無変換、つまり従来通りにWAVの終わりからの時間(が0)とする動作になっているようですが、これも左ブランクからの時間に変換するようにして頂く事はできないでしょうか?

通常の利用では現在の仕様で問題は無いと思うのですが、現在作成中のプラグインでは原音の長さの情報を知りたいため、負の右ブランク値をこれに利用しています。

リンク先のような変更で一応望み通りの動作になりました。

英語部員9 | URL | 2009年08月25日(Tue)23:54 [EDIT]


Re: タイトルなし

右ブランク=0のときのふるまいは現行のままでいくつもりです。UTAUでの仕様がそのようになっているのなら変更しますが。。ひとまず必要に応じてdiffファイルにあったように書き換えてお使い下さい。

<理由>
・発声途中で途切れる既存音源があり、右ブランク=0でファイル末尾を指定する可能性がある。

・右ブランク=0で左ブランクの位置=右ブランクの位置とした場合、仮に右ブランク=0にしたとしても合成時にその音は実質ないものになってしまう。

nwp8861 (耳ロボP) | URL | 2009年08月28日(Fri)07:32 [EDIT]


お忙しい中検討して頂いてありがとうございました。
こちらのローカルな変更で対処させて頂きます。
関連部分のソースを変更する場合にもこちらの事は気にせずお進め下さい。

挙げて頂いた理由の一つ目は 再生期間=発声期間 とは限らないので、この情報を流用しても意味のある結果は出ないという事ですね。確かにその通りで検討不足でした。

2つ目の方は 左ブランク位置=右ブランク位置 という前提の時点で再生期間0だと思うので問題点が理解できていないのですが、いずれにせよ右ブランク値を原音の長さを知るための情報源として流用するのは無理があるようですので、より適切な解決策を検討するようにしてみます。

英語部員9 | URL | 2009年08月30日(Sun)01:47 [EDIT]