音楽とかソフトとか

utau-synth(Mac版UTAU)が開発中ということで、拙作のOREMOもMacOSに移植してみています。まだ動作実績も少ないので、以下をお読みの上ご試用下さい。

Mac版OREMOの外観





OREMO本体は元々MacOSに対応したプログラミング言語で作っていたため大部分の操作方法は同じです。ところが肝心の音声入出力ライブラリ(Snack)がMacOSでうまく動作しなかったので今回はSnackをMacOS向けに書き換えています。作者はMacOSについて大して知りませんので勉強しつつ実装していったという状況です。そのため入出力周りでまだ不具合があるかもしれません。

開発や動作確認は主にMac mini(MacOS10.4)で行いました。オーディオデバイスは本体接続とM-Audio Audiophile USB、TASCAM US-144mkIIを確認しました。

Windows版との主な違いは以下のとおりです。


<その1: オーディオデバイスの設定>

・マイクはLチャンネルに接続して下さい(現行版ではLチャンネルの音のみを収録するように実装しました)。

・オーディオデバイスは、サンプリング周波数44.1kHz、量子化ビット16bitに対応したものを使って下さい。また、もし設定窓などがある場合は上記の値をセットしておくと良いと思います。

・録音/再生は一つのオーディオデバイスで行って下さい(特に自動収録の場合)。やり方は「システム環境設定」→「サウンド」で、「入力」と「出力」のそれぞれの設定で同じデバイスを選択する、です。入力と出力とで別々のオーディオデバイスを割り当ててしまうと自動収録で異常終了したりします。

※この辺りの制限は今後の試行錯誤次第で改善できるかもしれません。


<その2:「r」キー(Windowsでの録音キー)が使えません。>

Mac版では「.(ピリオド)」または「1」で録音開始し、「/」または「3」で録音停止します。

ホイール付きマウスを使えばマウスのみで収録操作ができます(録音ボタンクリック中は録音状態、クリックを離すと録音停止)。連続音の自動収録モードでは録音ボタンをクリックする度に録音、停止が切り替わります。また、ボタン上でホイールスクロールすれば上下矢印と同じ動作をします。


<その3: 自動原音設定>

メニューに「oto.ini生成」という項目を追加しています。この機能を使うと自動で原音設定の各パラメータを推定してoto.iniを生成します(setParamの自動推定機能を移植しました)。推定には誤差があるのでより良い音源にするには手修正が必須ですが、収録してすぐにUTAUでテスト試聴したい、という用途には耐えられると思います。収録途中で使用した場合は収録したwavの分だけでoto.iniを作ります。

なお、Mac版UTAUの原音設定ファイルはWindowsと多少違う形式になっていくのかもしれませんが、現行版OREMOではひとまずWindows版のoto.iniを出力します。


<その4: Command+qでの終了はあまりお勧めしません>

細かい話なのですが、録音して矢印キーを押して保存せずCommand+qを押した場合、「未保存のwavを保存しますか?」といった確認をしないまま終了してしまいますのでご注意下さい。


<その5: マニュアル>

「ヘルプ」→「オフラインマニュアル」でマニュアルのページが開きます。操作キーの割り当てをWindows版から変更した部分もありますのでご参照下さい。




以上です。もし動作不具合などありましたらコメントやtwitterの方にご連絡頂ければ幸いです。

ダウンロード→こちら
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