音楽とかソフトとか

OREMO ver.2.0-b090720を公開しました→こちら

今回の更新では、桃音モモの藤本さん達と検討中の、連続発声の音源作成の検証を考慮したものが多いです。主な更新内容は以下のとおりです。

・(修正, OREMO) 「m」キーを押してもメトロノームの再生が止まらないのを訂正。
・(修正, setParam) パラメータ一覧表で選択したセルの背景色を濃い灰色に変更。

・(追加, OREMO) 自動収録モードを追加。(後述します)
・(追加, setParam) 1つのwavファイルに対して複数のエントリ行を使えるようにした(後述します)

・その他細かい変更↓
 - (setParam) 一覧表を閉じるとsetParamを終了するようにした
 - (setParam) 一覧表でspace(再生),ctrl-space(左右ブランク間の再生)を有効にした
 - メトロノーム音、やガイドBGM関係のファイルをguideBGM/下に移動した



<自動収録モード>

これまでのOREMOでは、録音の際に「r」キーと矢印キーを使って手動で録音していましたが、この操作を自動化するモードを作ってみました。この機能の目的は以下の点です。

 ・飴屋さんのこちらの記事に書かれていたアイデア(発声するタイミングを一定にして原音設定を簡単にする)を実装するため。
 ・BGMに合わせて発声するアイデア(魅亜さんより)を実装するため。
 ・キー操作を減らして音に集中するため。

「r」をタイミング良く押すのは結構面倒なので実装してみました。
ただし利用できるPCとできないPCとがありますので、以下の説明を読んで問題のない場合のみお使い下さい。

<全体概要>

「オプション」→「収録方法の設定」で次の窓が出ます。
収録方法の設定窓

・手動録音・・・これまでのOREMOの収録方法(rを押している間録音)です。

・自動録音その1・・・「r」を押すとガイドBGMが1回再生されます。そしてその曲の途中で自動的に録音状態になり終わりの方で自動録音停止します。なお、「r」キーは手動録音のように押し続けておく必要はありません。矢印キー(wavの保存と収録音名変更)は手動です。

・自動録音その2・・・自動録音その1のループ版です。1回ループが終わると自動的に下矢印キーが押され、次の収録に移ります。

[備考]
・自動録音を止めるときはもう一度「r」を押して下さい。万が一停止しない場合は「R」キーを何度か押してみて下さい。

・自動録音の途中では上記「r」「R」以外のキーは押さないようにして下さい。押されることはまったく想定してません。

デフォルトのBGMファイルはキーがF、テンポが100bpmの「連続発声」を録音するためのものなので、単独発声用としては時間が長すぎです。そのうち単独発声用のものを用意してそれをデフォルトにしたいと思います。

なお、収録したいキーの高さや速さに合わせてBGMファイルはカスタマイズ可能です。その場合は以下の2ファイルを用意して下さい。

1.ガイドBGMのwavファイル・・・44.1kHzサンプリング、16bit量子化、モノラルのwavにして下さい。録音する音と同じ形式に合わせないと正しく動作しないようです(PCの環境によるかもしれませんが…)。

2.録音のタイミングを書いたtxtファイル・・・詳細はguideBGM/下のtxtファイルをご覧下さい。

テキストファイル名はwavファイル名の拡張子をtxtにしたものとし、wavファイルと同じフォルダに置いて下さい。

この辺りのエラー対策はほとんど未実装ですので、カスタマイズする場合はご注意下さい。

なお、こんな感じで発声することを検討中です↓。まだ検証中なので、具体的な内容や効果はまとまったらまた経過報告したいなと思っています。


試していただくと分かると思いますが、録音中は画面最下部に赤字で「録音中」と出ます。声を出すタイミングより前に録音状態に入る必要がありますので、上の収録イメージ音で声を出している少し前から録音が始まります。

<オーディオカードの品質チェック>

自動収録を行う場合、ガイドBGMの再生とマイク録音とを同じPCで行うことになります。心配なのは、BGMが録音波形に混入することです。マイクからBGMが入らないように密閉型ヘッドホンなどを使うのはもちろんですが、低品質なオーディオカード(オンボードのものなど)ではカード内部で音が混入する可能性があります。

以下の手順で、BGM音が録音波形に混入しないことを確認して下さい。

1.録音するつもりの状態にセッティングし、自動録音してみる。
2.自動録音中は発声せず黙って波形を見る。
3.自動録音を止め、波形を再生したり見たりして、BGM音が混入されていないことを確認する。
4.混入していないなら問題ないので、本番収録。

BGM音が混入していた場合、この機能を使うのはあきらめて下さい。



<setParamパラメータ一覧表の機能追加>

英語音源関係の方からのリクエストで実装しました。
1つのwavファイルに対して複数の原音設定のあるoto.iniの読み込み/書き込みに対応しました。また、一覧表で以下の操作を追加しました。

Ctrl-i・・・選択中のセル行を複製し、現在行の下に行を挿入。
Ctrl-d・・・選択中のセル行を削除。ただし、1つのwavファイルに対応する原音設定行が0個になってしまう場合は削除しません。
Ctrl-s・・・oto.iniを保存。
Ctrl-o・・・oto.iniを開く。

これらの機能は連続発声の原音設定でも使うつもりです。

今回の変更では過去の実装をいろいろいじらないといけない部分も多かったのでバグが混入してないかちょっと心配です。また書きもれがあるかもしれません。何かありましたらコメントいただければ幸いです。


<追記 07/24>

・ガイドBGMを別のものに差し替えるとエラーが出ましたので次回更新で修正します。

・環境によってはガイドBGMが途中で遅くなる現象があります。wavファイル保存や画面再描画でPCに負荷がかかるためと思います。対応策は以下のとおりです。

 (a) アクセスの遅いメディアを保存フォルダにするのは避ける。
   (USBメモリを保存フォルダにしてみたら保存の度に曲が止まりました)

 (b) 「オプション」→「録音後にDC成分を除去」のチェックを外す。
   (なおwavTarなどを使えば後でまとめてDC成分除去できると思ってます。
   できなかったときは作ります)

 (c) スペクトル、F0、パワー画面はなるべく消す。

・ガイドBGMにはwavファイル以外にmp3なども利用できます。snackライブラリのmp3機能を使うことでライセンスはGPL決定になりそうです(個人的には修正済みBSDライセンスの方が好きなのですが、そうなるとmp3よりマイナーなoggを使うしかないので…)。

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